各葬送の儀式について

各葬送の儀式について

納棺の儀式

この世の最後の寝床にご案内する儀式です

たくさんのお別れの儀式の中の最初の儀式と言ってもよいと思います

家族 親族 友人など故人と深い縁で結ばれた皆さんが温かく見守って

いただきながらの儀式です

納棺の儀式の中には「末期の水の儀」

棺へとご案内した後「旅支度の儀」の二つがございます

末期の水の儀

別名“死に水”と言い

割りばしの先に白いだしめんを白い糸で2カ所縛ったものを準備し

故人の愛用していたお茶碗に水を入れて故人の唇を3度ぬらし

心からのお別れを告げ 安心して旅立って頂く儀式でございます

(人は体の機能の中で聴覚は一番最後まで残っているといわれます。

ですので お別れの言葉 感謝の言葉などをかけながら死に水を取ります)

旅支度の儀

49日の旅が少しでも楽になる様に白装束で旅の支度をしてまいります

お土産を持たす

そのあとは故人の愛用品 タオル お茶 お菓子 味噌や塩など

ご先祖様へのお土産などを持たして差し上げます

注意としまして 燃えないもの 燃えにくいもの 危険なものなどは

持たすことができません

お通夜

納棺の後 そのまま お通夜を行います

故人と過ごす最後のよるでございます

沖縄ではお通夜でお坊様を呼ぶことは少ないようです

家族で静かに故人との最後の夜をお過ごしください

沖縄の風習ではお通夜の事を「ゆーうきー」と申しますように

故人にさみしい思いをさせないようにと

徹夜で故人に付き添い ローソク 線香を絶やさないように

と言われましたが 現在はそのようなことはなく

翌日の大切な儀式のために体調管理にはくれぐれも気をつけ早めにお休みください

その場合は必ず火は消してください

故人に許しをいただくことを忘れないようにしましょう

出棺の儀

仏式の場合 僧侶にお経を読んでもらい

遺族 親族 友人の順にご焼香致します

僧侶が退室しましたら

最後のお別れでございます 別れ花の儀を執り行います

別れ花の儀

美しいお花で最後のおわかれでございます

棺を霊柩車へ運び 火葬場へと向かいます

納めの式(火入れ式)

僧侶が荼毘のお経を読みます

皆様でご焼香致します

火葬は約2時間程度で終わります

拾骨にて橋渡しの儀式を執り行います

橋渡しの儀式

橋渡しは故人の遺志をしっかりと引き継ぎ

この世からあの世への橋渡しです

御遺骨を骨つぼに納めます

葬儀

葬儀の時間は30分ほどです

宗派によって少し違いますが 浄土宗では仏様に迎えに来ていただく儀式です

手を引いて道に迷わないようにお願いをする儀式です

告別式

友人 知人 縁に結ばれ皆さまとのお別れでございます

納骨式

お別れの最後の儀式です 

お墓に納骨をして 僧侶のお導きの元 ご焼香致します

いろいろご協力いただきました皆様にお礼のご挨拶を致します 

精進落とし

本土では、肉や魚を断ち、精進料理で過ごしてきましたが、葬送の儀が一段落したことにより、「普段の食事に戻ります」という意味で酒宴を設けて、親類縁者などに食事を振る舞っています。沖縄ではそのような意味合いはなく葬儀でお世話になった人たちを慰労するためのおもてなしの宴席を設けます。この場合喪主や家族の席は葬儀でお世話になった方々への御礼の気持ちを込めて接待する場なので末席に座ります。

開始のあいさつ

  1. 葬儀一切滞りなく終わったこと、その際お世話になったことへの御礼
  2. これからも仲よく付き合ってもらう(変わらぬご厚情の)お願い
  3. 食事とお酒を勧め、ゆっくりくつろいでもらう。

お開きのあいさつ

食事は1~2時間で終了し、頃合いを見計らってお開きする。

どんなことでもご相談下さい

葬儀についてわからないことを何でもご相談下さい。「大切な家族だからこそ心を込めて送ってあげたい」私たちはそうしたご家族の思いにしっかりと対応致します。

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