普段あまり考えたくないことですが
いつかやってくる愛する人との別れ…
そして、御葬儀


とても大事な事だからこそ
信頼できる人に任せたい
そう思いませんか?


今回、
葬儀のしきたりや方法に関して、というより
故人をあの世へ送り出す時のパートナーとして
コーエー社の社長はどのような方なのか気になり
インタビューをさせていただきました。


結論から申し上げますと
お客様の気持ちを理解するため努力を惜しまず
故人に対しても、遺族に対しても気持ちのいい葬儀を目指し
なにより普段から人とのかかわり、交流を大切にされていることが
インタビュー中の言葉や、口調から伝わってきました。
上原 康永社長のお人柄が少しでも皆さんに伝わればうれしく思います。

なぜ 葬儀屋を始めようと思ったのか
15年間化粧品関係の会社でサラリーマンを、
その後独立してビデオ屋さんに・・・

私は高校を出まして、
最初に仕事をしたのが化粧品関係の仕事を15年ほど経験しました。
それから、サラリーマンを独立して自分で仕事をしたいないなと
ビデオ屋さんをやっていたんですよ
しかし
大手のTSUTAYAさんとかGEOさんとかが
進出してきてこのままでは厳しいと…


もう一度サラリーマンに戻りました。
その時に努めたのが、たまたま葬儀屋さんだったんです。

「貴方のおかげで、
気持ちよく送り出すことができました。」
と涙を流しながら渡していたんです。

先輩に連れられてある御葬家に集金へ行った時、


おばあちゃんが支払いをしながら、それも何万円という単位ではなく、
何十万、何百万という金額を払いながら「ありがとうございました」と
「お世話になりました」「貴方のおかげで
非常に気持ちも安らいでおじいちゃんを送ることができました」
と涙を流しながら渡していたんです。


普通は、お金をいただく人が「ありがとうございました」と言うんですけれど
お金をいただきながら相手からお礼を言われている…


それを横で見ていて「こんなに感謝される仕事があるのか」と思ったんです。


昔から親には、人に喜ばれる仕事をしなさいと言われていました。


自分でも仕事をするならこれだと
これしかないという気持ちで


3年くらいそこで葬儀の勉強をして 仕事を辞めて葬儀社を始めました。
それが、私が葬儀屋さんを始めた理由です。

葬儀屋さんをやっていて大変なことはなんでしょうか
第一に、愛する家族を亡くして
悲しみの中にある方々に、
各、お別れの儀式をとおして
少しでも寄り添い、
癒やして差し上げること。

葬儀屋さんをやっていて一番気になるのは
ソフト面では、お客さんを癒して差し上げる
家族を亡くして とてもつらい立場にある
御葬家を少しでも寄り添って、思いやり癒してあげるようにすること。

ハード面では、手配関係、ミスが全く許されない仕事なんです。
出棺に霊柩車が来なかった。お坊さんが来なかった。
弁当が来なかった、バスが来なかった。
例えば、御坊様が遅れると、親族は
「どこのボーさんなの?」とは言いません。
「どこの葬儀社なの?」なのですね。
ありとあらゆる面で
日にちの間違い、時間の間違い、全ての面において
「すみません忘れましたとか。」「すみませんちょっと間違いで…」
というのが通用しない世界です。

全ての面において
「すみません忘れました」とか
「すみませんちょっと間違いで・・・」
というのが通用しない世界です。

だから、これに関しては細心の注意を払って、確認、確認、確認…
どんなに立派な葬儀をしても
どんなに一生懸命やっていてもすべてがダメになってしまう


100%、100%どころではない
120%、130%の注意で手配関係にミスが無いようにしないといけない
葬儀屋さんの大変なところはそういったところではないでしょうか

いい葬儀とは どういった葬儀でしょうか
故人がどのような人生を歩んできたのか
残された人たちが
どのような気持ちを持っているのか

私共が考えるいい葬儀というのは


故人が、生涯の中でどのような生き方をしてきたのか
どのような人生を歩んできたのか
残された人たちがどのような気持ちを持っているのか
それが少しでもわかってもらえるような葬儀です。


故人もあの世で喜んでもらい
残された方も「あぁ、いい葬儀だったね。」と喜んでもらえる
いい思い出だけが残る


言葉はどうかわかりませんが
「感動」


これが私たちの葬儀の形です。

葬儀屋さんへご連絡を差し上げる前に何か準備をしておいた方がいいことはありますか?
葬儀は
一生の間に何度も経験する事ではありません。
ですので、わからなくて当然なのですね。
どんなことでもわからないことはすぐ聞く。

それが一番大事です。

まずその話をする前にお話ししておきたいのですが
葬儀というものは何度も何度も経験することはないんです。
一生に何回か
それは、愛する人とのお別れは誰しもやってきますが…
毎年あるとか毎月あるようなことではない…


葬儀に関しては
わからなくて当たり前、わからなくて当然と思っていただいて
どんなに小さなことでも
こんなこと聞いたら笑われるかなと思われるようなことも
遠慮しないでおっしゃっていただきたいです。


自分が不安に思ったこと、不思議に思ったこと
あるいは、自分なりにどうしたらいいのかわからないと思ったこと
遠慮なく、聞いて心の準備をしておく
それが一番大切なことなのです。

実際に家族の死に直面した時には
気が動転してしまって
何からどうしていいかわからない…

実際に家族の死に直面した時には
気が動転してしまって
何からどうしていいかわからない…


私たちがご自宅に案内した後説明するのですが
全く耳に入っていないんです。
だから、何度も何度も私たちは同じ事を言うんですね


その場面に直面した時考えることが多すぎます。
しかも今決めなければいけないことが、山ほどあります。
冷静な判断ができません。


実際に直面するとなかなか理解が難しいというところがあります
ですから
事前に行動できる場合は
わからないことはとにかく聞く
ということが大切です。

それが事前相談です。

お客様が訊きたいことを聞けるように工夫されていることはありますか?
質問さえもわからない。そういった場合は
ひとつひとつ丁寧に
説明させていただきます。

こちらに見えた場合は


今のような話をして
とにかくわからなくて当然なんですよとお話します。


ですから、不安なこと、不思議に思ったことは
遠慮なく聞いてください。
どんなことでもかまいません。
まず、最初に話して御葬家の方から心配事を聞いて
それに対して答えてあげるような形...


質問さえもわからない。そういった場合は

  • ご葬儀の流れ
  • 手配関係
  • ご葬儀にかかる費用
  • その他

ひとつひとつ丁寧に説明させて頂いております。

ギフトのお仕事もされているんですか?
冠婚に関しての仕事は10%位
残りの90%は葬祭に関しての仕事なんです

一番最初は元々ギフトでスタートした会社なんです。
お返しの品物なんですが
法事事以外には結婚式や生年祝いの
お世話をさせていただいていますが
実際は冠婚葬祭の
冠婚に関しての仕事は10%位、残りの90%は葬祭に関しての仕事なんです。

冠婚についての相談があれば、お世話をさせていただいています。

記者より


最後までご覧いただきありがとうございます。
大切な人のための葬儀だからこそ
慎重に考えて葬儀屋さんは選びたいものだと思います。
このインタビューの記事が
貴方の葬儀屋さん選びに少しでも役立つことができれば幸いです。


今回のインタビューの後、上原 康永さんがお話しされたことを
最後に書かせていただきます。

葬儀という仕事は
非常にデリケートです。

普通の営業のように
「何かあったらお願いします」
とは言えません。
営業に回ることもできません。
「生者必滅」と言うように
誰しも避けて通ることの出来ない
道である事も事実です。


その時をむかえたら
誰かに頼まなければなりません。
その時に「コーエー社」が思い浮かぶような努力を普段からする事が大切なのです。


しかも好かれる事。
人はものを頼むなら好きな人に、
ものを買うなら好きな人からです。
どんなに安くても嫌いな人にものを頼んだり、買ったりしません。
だから私の仕事は、人と友人になる事。そして好かれる事。
これが私の仕事だと思っています。


そして仕事をいただいたら、
コーエー社に頼んでよかった
と 言われるような仕事をしていきたいと思います。

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