Interview
社長インタビュー
故人をあの世へ送り出すときのパートナーとして、コーエー社の社長はどのような人物なのか。社長・上原康永に、記者が率直に聞きました。
Prologue
このインタビューについて
普段はあまり考えたくないことですが、いつかは必ずやってくる、愛する人とのお別れ——そして、御葬儀。
とても大事なことだからこそ、信頼できる人に任せたい。そう思いませんか?
今回は、葬儀のしきたりや方法についてというより、「故人をあの世へ送り出すときのパートナーとして、コーエー社の社長はどのような方なのか」が気になり、インタビューをさせていただきました。
結論から申し上げますと——お客様の気持ちを理解するための努力を惜しまず、故人に対しても、ご遺族に対しても気持ちのいい葬儀を目指し、なにより普段から人との関わり・交流を大切にされていることが、インタビュー中の言葉や口調から伝わってきました。上原康永社長のお人柄が、少しでも皆さんに伝われば嬉しく思います。

Question 01
なぜ、葬儀屋さんを始めようと思ったのですか?
高校を出まして、最初にしたのが化粧品関係の仕事です。15年ほどサラリーマンを経験しました。それから、独立して自分で仕事をしたいなと、ビデオレンタル店を始めたんですよ。しかし、大手のTSUTAYAさんやGEOさんが進出してきて、このままでは厳しいと……もう一度サラリーマンに戻りました。そのとき勤めたのが、たまたま葬儀屋さんだったんです。
「貴方のおかげで、気持ちよく送り出すことができました」と、涙を流しながら渡していたんです。
先輩に連れられて、ある御葬家へ集金にうかがったときのことです。おばあちゃんが支払いをしながら——それも何万円という単位ではなく、何十万、何百万という金額を払いながら——「ありがとうございました」「お世話になりました」「貴方のおかげで、気持ちも安らいでおじいちゃんを送ることができました」と、涙を流しながら渡していたんです。
普通は、お金をいただく側が「ありがとうございました」と言うものです。ところが、お金をいただきながら、相手からお礼を言われている……それを横で見ていて、「こんなに感謝される仕事があるのか」と思ったんです。
昔から親には「人に喜ばれる仕事をしなさい」と言われていました。自分で仕事をするならこれだ、これしかない——そういう気持ちで、3年ほどそこで葬儀の勉強をして、仕事を辞めて葬儀社を始めました。それが、私が葬儀屋さんを始めた理由です。

Question 02
葬儀屋さんをやっていて、大変なことはなんですか?

第一に、愛する家族を亡くして悲しみの中にいらっしゃる方々に、お別れの儀式をとおして少しでも寄り添い、癒して差し上げること。ソフトの面では、これが一番気になるところです。
ハードの面では、手配関係です。ミスが全く許されない仕事なんです。出棺に霊柩車が来なかった、お坊さんが来なかった、お弁当が来なかった、バスが来なかった……。たとえば御坊様が遅れたとき、ご親族は「どこのお坊さんなの?」とは言いません。「どこの葬儀社なの?」なのですね。
すべての面において、「すみません、忘れました」「すみません、ちょっと間違いで……」が通用しない世界です。
日にちの間違い、時間の間違い——ありとあらゆる面で、言い訳が通用しません。だから、これに関しては細心の注意を払って、確認、確認、また確認……。どんなに立派な葬儀をしても、どんなに一生懸命やっていても、ひとつのミスですべてが台無しになってしまう。
100%どころではない、120%、130%の注意で、手配関係にミスがないようにする。葬儀屋さんの大変なところは、そういったところではないでしょうか。
Question 03
いい葬儀とは、どういった葬儀でしょうか?
私共が考えるいい葬儀というのは——故人が生涯の中でどのような生き方をしてきたのか、どのような人生を歩んできたのか。残された人たちが、どのような気持ちを持っているのか。それが少しでも分かってもらえるような葬儀です。
故人にはあの世で喜んでもらい、残された方にも「あぁ、いい葬儀だったね」と喜んでもらえる。いい思い出だけが残る。
言葉はどうか分かりませんが ——「感動」。 これが私たちの葬儀の形です。
Question 04
葬儀屋さんへ連絡する前に、準備しておいた方がいいことはありますか?
まず、その話をする前にお話ししておきたいのですが——葬儀というものは、何度も何度も経験することではないんです。一生に何回か。愛する人とのお別れは誰にでもやってきますが、毎年、毎月あることではありません。
ですから葬儀については、「わからなくて当たり前、わからなくて当然」と思っていただいて、どんなに小さなことでも、「こんなことを聞いたら笑われるかな」と思われるようなことでも、遠慮しないでおっしゃっていただきたいのです。
不安なこと、不思議に思ったことを遠慮なく聞いて、心の準備をしておく。わからないことは、すぐ聞く。それが一番大事です。
実際に家族の死に直面したときには、気が動転してしまって、何からどうしていいか分からなくなります。私たちがご自宅へご案内した後にご説明をするのですが、まったく耳に入っていないんです。だから私たちは、何度も何度も同じことをお伝えするんですね。
その場面に直面すると、考えることが多すぎます。しかも、いま決めなければいけないことが山ほどあります。冷静な判断ができません。ですから、事前に行動できる場合は、「わからないことは、とにかく聞く」ということが大切です。それが事前相談です。
事前相談は無料です
全葬連の葬儀事前相談員が在籍。契約の義務はなく、どんな小さな疑問でもお答えします。
Question 05
お客様が聞きたいことを聞けるように、工夫されていることはありますか?
ご相談に見えた場合は、いまのようなお話をして、「とにかく、わからなくて当然なんですよ」とお伝えします。ですから、不安なこと、不思議に思ったことは、遠慮なく聞いてください。どんなことでもかまいません。まず最初にお話しして、御葬家の方から心配ごとをうかがい、それにお答えしていくような形です。
「質問さえも分からない」——そういった場合は、
- ご葬儀の流れ
- 手配関係
- ご葬儀にかかる費用
- その他、気になること
を、こちらからひとつひとつ丁寧にご説明させていただいております。

Question 06
ギフトのお仕事もされているんですか?
一番最初は、もともとギフトでスタートした会社なんです。お返しの品物ですね。法事以外にも、結婚式や生年祝いのお世話をさせていただいていますが、実際は冠婚葬祭のうち、冠婚に関する仕事は10%くらい。残りの90%は、葬祭に関する仕事なんです。
冠婚についてのご相談があれば、お世話をさせていただいています。
Afterword
記者より
最後までご覧いただき、ありがとうございます。大切な人のための葬儀だからこそ、慎重に考えて葬儀屋さんは選びたいものだと思います。このインタビューの記事が、貴方の葬儀屋さん選びに少しでも役立つことができれば幸いです。
今回のインタビューの後、上原康永さんがお話しされたことを、最後に書かせていただきます。

葬儀という仕事は、非常にデリケートです。普通の営業のように「何かあったらお願いします」とは言えません。営業に回ることもできません。「生者必滅」と言うように、誰しも避けて通ることのできない道であることも事実です。
その時をむかえたら、誰かに頼まなければなりません。その時に「コーエー社」が思い浮かぶような努力を、普段からすることが大切なのです。
しかも、好かれること。人はものを頼むなら好きな人に、ものを買うなら好きな人からです。どんなに安くても、嫌いな人にものを頼んだり、買ったりしません。だから私の仕事は、人と友人になること。そして好かれること。これが私の仕事だと思っています。
そして仕事をいただいたら、「コーエー社に頼んでよかった」と言われるような仕事をしていきたいと思います。
Contact
まずはお気軽にご相談ください
「わからないことは、とにかく聞く」——それが一番大切です。事前相談・資料請求・お見積りは無料。どんな小さなことでも、24時間いつでもご相談ください。
24時間365日受付 0120-01-6660
